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Island Of A Million Jelly Beans

音楽、宅録/DTM、楽器、Apple製品

#Nowplaying Ash "Meltdown"

洋楽

あまり売れてないAsh。

www.youtube.com

 

 

KABLAMMO!

KABLAMMO!

 

2015年には8年ぶりの新作"KABLAMMO!"を出していたなんて、知らなかったよ⋯。

Ashって特に難しいことやってないと思うんですよね。甘いメロディにシューゲイザー、メタルを通過したノイジイなギター、感傷的な歌詞。正統派ギターロック。ギターポップと呼ぶにはもうちょい音がハードかな。と感じます。

デビュー直後はGreen dayのツアーの前座に抜擢されたりもしたし、そういう方面でも受けそうな要素を持っているのに、なぜか売れてない。

イギリスではある程度評価されているみたいです。でも、アメリカや日本では微妙。「好きな人は好き」って表現を今使おうとしましたが、そういうのってマニアックな表現手法に則って活動している人たちに使われがちなんですよね。Ashはそうじゃない。

1990年代半ばにイギリスでデビューして世界に羽ばたこうと今まで、例えばOasisは頑張った。RadioheadColdplayも頑張った。Ashも頑張った。けどAshはそこまでは売れなかった。

実際ファーストアルバム"1977"が売れて、世界ツアーをやって疲弊しきって作ったのがセカンド"Nuclear Sounds"だったりするので、前述のGreen dayに目をつけられた件も含め、全く端にも棒にもひっかからなかったわけではないようです。

アメリカや日本で受けなかった=売れてない。という認識を改めないといけませんね。どこで植え付けられたのか、自ら育ててしまったのか、この価値観。実際の売れ行きなんて本人たちにしかわからないし、作品を作った手応え、ライブでの反響などなど、やはり外部の人間、批評する側の媒体(音楽雑誌とかメディアね)には想像するしかない部分があると思うんです。

 

 

Meltdown (Bonus CD)

Meltdown (Bonus CD)

 

 

で、この"Meltdown"。いいアルバムです。ギターのフィードバックノイズから始まり、いきなりのヘヴィメタルなリフとビートの展開。ボトムのしっかりしたミックスがされています。歌詞も"Revolution / We're the solution"と調子がいい。と思いきや、サビではCharlotte Heatherleyのコーラスも入りポップになります。そのあとのCメロもメロディアス。

このアルバムは全体を通して、甘さと激しさ、もっと厳密に言えば、ヘヴィメタルっぽいクリシェと、従来のAshらしいポップなメロディの対比をうまく転調を使いながらつぎはぎしてる印象があります。

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Tim Wheeler節全開の爽やかな"Out of the blue"↓

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「僕は救われやしないんだ」と繰り返す歌詞がつらい"Won't be saved"⋯↓

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どんなに激しいサウンドになっても、というか激しくなればなるほど繊細さが滲み出てくるAshの楽曲の素晴らしさ。